ピースボート航海日記『船内でこんなことやってます。その1』




ご無沙汰しておりました。ただいま、ピースボートという船で、地球をぐるっとまわっています。

8月13日に横浜港大桟橋を出港し日本を離れ、本日9月5日、インド洋よりお届け。

インド洋を抜け、スエズ運河を渡ればヨーロッパ。たのしみです。

今回で、地球一周は5回目です。また、有意義な旅となりそうです。

さて、船内生活がどんな様子なのか、想像が及ばないかもしれませんが、ひとまず私はいつも死刑制度についてお話しする企画をしています。

続きをご覧ください。以下、ピースボート の公式HPのクルーズレポートより

シリーズ 日本のタブー 死刑制度

日本の死刑制度について考える、そんな講座が行われました。
死刑囚と被害者遺族、被害者遺族であり加害者家族である人たちとの交流を重ねる中で、「死刑」という言葉の裏にはいろんな人の思いがあり、簡単に賛成・反対と二分化してはいけないと指摘する河内。

2009年に裁判員制度が導入されて以来、死刑判決は増加傾向にあり、内閣府の世論調査でも8割以上のいわゆる『賛成派』が高い水準を維持しています。

「国連からの死刑執行停止決議の勧告を拒否するといった世界の流れに反する動きの背景に、死刑を支持する国民の存在があるのです。」と言葉を続けます。

裁判員裁判が始まって以降、死刑判決の後に無期懲役刑に減刑された過去の実例は、その象徴といえます。

情報公開が少ない日本の死刑システムの問題点をあげ、

「人が人を裁くことに、もっと慎重であるべきです。『死刑』という言葉の裏にどんな人が居て、どんな葛藤や苦悶が張り付いているのか。是非を争うのではなく、表面上にでてこない置き去りにされつつある悲しみに思いを馳せていただきたい。」

そう河内は伝えます。死刑制度について、あらためて考える機会になりました。

※この企画の様子は、ピースボートの公式ホームページより引用させていただきました。

下記URLも合わせてご覧くださいませ。まじめなことも、たのしいこともやってます。

http://www.pbcruise.jp/report/95th/onboard/post_33.html

 

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船内新聞-その日の予定表

死刑制度の企画を行なうに際して、こんな宣伝文を『船内新聞』に掲載しました。

※船内新聞とは、船内企画一覧表のこと。両面刷りで、記事面と企画一覧面がある。

イチオシの企画は400字ほどの記事として掲載ができ、集客の効果がある。

毎日夕刊として参加者の部屋に投函され、これを片手にその日一日の予定が決まる。こうどく率、100パーセント。

ひとりごと

人間の野蛮さ、残虐さが露出しない社会構造であってほしいと常々おもう。

死刑制度に対して賛成か反対か。

いのちは、イエスかノーで見比べられる物差しではない。

二つの回答を並べられる感性など捨ててしまった方がいい。

なぜ、『あいだ』を切り捨てたがるのだろう。

人を殺して切り捨てる死刑という発想に理解を示すなど、私にはできない。

人のいのちに手を触れてはならんという想いは、すべての人の心に芽生えているもの。それがたとえ人を殺した人であっても。

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